「フロッテソックス・レーゲンボーゲン」のご紹介
オリジナルのボッベル毛糸をアレンジして様々な種類のボッベル毛糸を作り出しているドイツのレラーナの「フロッテソックス・レーゲンボーゲン」をご紹介します。
シリーズ名の「レーゲンボーゲン」は、ドイツ語で「虹」のことです。
巻き方や糸の撚り方はボッベル毛糸と同じですが、1玉の大きさは標準的なボッベル毛糸の200gに対して50gとミニミニサイズになっています。
それでは、まずは基本データから。 毛糸の構成仕立は以下のようになっています。
メーカー/ブランド | Wilhelm und Karin Reller OHG / RELLANA |
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構成 | ウール 75% ポリアミド 25% |
仕立 | 100g 約420m |
ゲージ | 30目42段 |
参考使用量 | 大人の男性用靴下1足/1個 |
ボッベル毛糸の面白さに加えて、ソックヤーンならではの工夫も凝らされています。
それではさっそく全9色をご紹介します。
色がそのまま色名になっているので分かりやすいカナ?
1390 ベージュ・ライトグリーン・ダークグリーン・グリーングレー
ん、二玉...
そうなんです、メーカーが「ツイン・ボッベル」と呼んでいますが、靴下の左右同時編みができるように約50gに分けて 色 合 わ せ して 巻いてあるんです!
染色ではなく、4本の色違いの糸を引き揃えてずらすことで実現しているグラデーションは、ボッベル毛糸と同じですね。
ありそうでなかった、ボッベル・ソックヤーンです。
おそらく、私の知る限りでは世界初です!
糸を引き揃えて巻いてあるのがボッベル毛糸の特徴の一つなのですが、撚っていないので編んでいるときに糸割れしやすいという欠点でもあるんです。
そこで、糸を緩く撚ったボッベル毛糸が考案されたのですが、このレーゲンボーゲンも糸を緩く寄ってあります。
1391 ベージュ・ライトブルー・ダークブルー・ブルーグレー
糸を撚ることで、さらにビジュアル的な副次効果もあります。
ムリーニ効果と言って、色の違う糸が交差することで「 霜降り」状の編地になります。
1392 オールドローズ・ライトブルー・ジーンズブルー・ライトグレー
1393 グレー・ライラック・リラ
1394 ライトブルー・ブルー・ライトグリーン・ペトロール
1395 ブラック・レッド
1396 ブルー・ぺトロール
1397 ブルー・グレー
1398 グレー・ブラック